<Q>
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はい注目、いいですかぁ〜。
今日の宿題は、皆さんに作文を書いてもらおうと思っています。
はい加藤、えぇ〜とか言わない。
文章を書くという行為は、何も受験の為ではないんです。
もっと大事な、君達が生きていく中で、、
今自分が何処にいるのか?何処に向かっているのか?
それらを確認する為に、実はとっても大事なことなんです。
はいはい、静かに。
いいかぁ〜、難しく考える必要はないんだぞ〜。
素直な気持ちで書けばいいんだぁ。
一応最低限のルールを言っておくぞ〜。
原稿用紙2枚分、800字ちょうどで、
最後に「やっぱり武田鉄矢は偉かった。」で締める。
これがルールだぞぉ〜。
(60代/雄/T田T矢)
<A>
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もうすぐ卒業シーズン。
人によっては、様々な恩師との別れがあるだろう。(34字)
自分の場合、正直に言うと、
恩師というモノに、いまいちピンと来ない部分がある。
勿論振り返ってみれば、学生時代、色んな先生方にお世話になったし、
迷惑も掛けたのだが、いわゆるTVの感動の再会みたいな、
ある特定の先生と深く交流した思い出もないし、
むしろ当時は、教師という存在が根っから嫌いで、
自ら意図的に彼らと距離を置いていた。(194字)
しかしそんな中、唯一それに近い印象があるのが、
高1の時の担任のおっさんだ。(231字)
彼は数学の教師で、基本厳しく生徒から恐れられていたが、
時に授業を止め、下らないことや熱いことを語ったりする
ユーモラスな面があって、何故か「ガンジー」というあだ名で、
生徒から人気があった。
簡単に言えば、金八先生みたいなキャラだった。(346字)
しかし自分を含めた数人の反抗分子は、
その金八を意識している様なスタイルが、逆に気に食わなかった。
そうすれば俺達が心を開くだろうという、
いやらしい打算が垣間見えたからだ。(419字)
そういう訳で、自身大して交流があったわけじゃないけど、
学校を勝手に帰ったり、サボってパチンコに行ってたりすると、
時々その夜、おっさんがBOSSの缶コーヒーを持って、自宅に現れた。
厳しい教師だったが、そこで特別叱るわけでもなく、声を掛けてくれたり、
あるいは稀に食事に連れて行ったりしてくれた。
自分はひねくれていたので、またそれが気に食わなかった。
そうすれば、俺が更正して真面目になるとでも思ったかと。(629字)
しかし今考えてみれば、後にも先にも、
あんな俺に、そんなことをしてくれた教師は、
このおっさんだけだった。(689字)
当時は全ての行いが、金八を意識してるようで勘にさわったけど、
でも金八が無かったら、ひょっとしたらあのおっさんも
存在しなかったかも知れないし、そうなると、
自分はもっと酷い状況になっていたかも知れない。(779字)
感謝している。
やっぱり武田鉄矢は偉かった。
(計800字)
